ゴルフ場の経営者の方へ提案
(2004年度の分析と提案)

◆ ゴルフ場の改革レベル ◆

(2000年度の分析と提案はこちら。)
2004年度分析の基本となるデータもご覧ください。

【土地ころがし】から【客商売】へ変換してゆくには、どのような段階があるのか?
実際に起こり始めている段階と、これからのゴルフ場経営が本来どうあるべきなのか、
姿を画いてみます。




アイコン <第1レベル>
 単純にプレイフィーを安くすることで集客しようと考えるレベル。
 現在メンバーとビジターとの差がなくなってきており、会員権を買うメリットも薄れ、経営が健全でも会員権相場で値段がつかない場合もあり、メンバーシップコースがパブリックコースと変わりない状況となってきている。


 @.このレベルでは、その基本にコストダウンの努力が必要。
 A.コースの整備レベルを落とさないこと。
 B.設備の更新を怠らないこと。
 C.接客レベルを落とさないこと。

 

アイコン <第2レベル>
 「日の出から日没まで」お客様の選択肢を数多くして、時間の有効な使い方をお客様自身が選んでいけるようにする。それは、ゴルフプレイをどのような生活の場面で取り込んでゆくのか選択肢を広げる結果になり、プレイの機会を増やすことになる。

 @.早朝プレイ
 A.薄暮プレイ
 B.ラウンドスループレイ
 C.セルフプレイ
 D.練習場のみの利用
 

アイコン <第3レベル>
 「競技」から「レジャー」までの具体的提案。
 ゴルフ人口 11.1%の中で、9.6%が練習場を含めて月2回までの人である。これは、「競技」としてゴルフを突き詰めているより、「レジャー」や「健康」としてゴルフを生活に取り入れている人が圧倒的に多いことをあらわしている。(第15表を参照)
 それに対して今までは、「競技」を目指す人を対象としたサービスに偏りすぎてきた感があります。潜在ゴルフ人口を呼び覚ますためにも、「レジャー」や「健康」を考えたサービスの提供が必要である。
 また、接待ゴルフから家族や友人とのゴルフが増えている現状からも、ゴルフプレイのいろいろな楽しみ方を提供することが必要である。


 ●「レジャー」としてのゴルフ
  @.乗用カートの導入
  A.用品販売、プロショップの充実
  B.ゴルフツアーの販売
  C.レッスン
    お気軽ラウンドレッスン、レジャー向きのスイングやプレイの方法と
    用具のフィッティング

  D.練習場のみの利用を可能にする
    バンカー、練習グリーンなどを含めての利用。
  E.レストランのみの利用を可能にする
    ゴルフ場の利用方法として、デートや家族での食事の利用も考える。
  F.地域サービス
    ジュニアの無料利用、ジュニアレッスン会、町内会のイベントなど、
    将来のゴルフ人口の育成活動。


 ●「競技」としてのゴルフ
  @.メンバーの月例競技
    プロの招聘などイベント化する。
    家族競技会などお気軽競技会を併設する。 町内会競技など。
  A.プロ競技の招待
    JPGA、JLPGAの競技だけでなく、コースのクオリティに応じた
    招待プロ競技を行い、プロレベルのプレイを見せ、プロアマ競技へ
    参加権利などを競う。

  B.レッスン
    競技志向の人を集めたレッスン。 競技志向の人の掘り起しをはかる。

※この特集での解説は、ごくごくさわりの部分です。
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[ リンク ]
財団法人 日本ゴルフ協会
(社)日本プロゴルフ協会(PGA)
(社)日本女子プロゴルフ協会(LPGA)
(社)日本パブリックゴルフ場事業協会(JPGS)
(社)日本ゴルフトーナメント振興協会(GTPA)
(社)日本ゴルフ用品協会(JGGA)
(社)日本ゴルフ場事業協会(NGK)
(社)ゴルファーの緑化促進協力会(GGG)
(社)全日本ゴルフ練習場連盟(JGRA)
(社)日本ゴルフツアー機構(JGTO)
NPO日本芝草研究開発機構(TOJ)
NPO法人日本ジュニアゴルファー育成協議会
ゴルフ場関連事業協会(JGIA)
日本ゴルフコース設計者協会(GCA)
日本ゴルフジャーナリスト協会(JGJA)




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