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・ある立地条件 ・車社会のコンビニ ・ある立地条件〜ゴルフ場の場合
・ある立地条件〜書店の場合 ・ある集客条件〜自動車ディーラーの場合
・ある集客条件〜ゴルフショートコースの場合
・ある集客条件〜接客は売上向上の要か? ・ある集客条件〜イベントの効果
・ダイエーの憂鬱〜キーワードは来店回数 ・チェンジ・ストア、アーケードの中で… |
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(2004.10.10)
■ 車社会のコンビニ…
コンビニについて、現在では【近所の雑貨屋さん】では済まなくなってきています。「店番のおばあちゃんが暮らせるだけの収入」ではすまないからです。
競合も激しくなり、スーパーの24時間営業も多くなりました。過当競争に至った場合、専門店と違って特徴を出しにくいコンビニでは方策が限られてきます。日常消耗品が主力となってしまいますので、おにぎりや弁当で特徴を出そうと努力しています。
あなたがコンビニを経営していたとして…自店から500メートル以内に3店舗の競合店があって、
さらに2qのところには売り場面積500坪のスーパーが24時間営業しています。
あなたなら、どのような方向に努力していくことにしますか?
§その概略の方向性について考えます。
§考え方のポイント:
「スーパーが24時間営業をすることは、どの様な意味となるのか?」など特徴をよく見てから考えてください。
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◆ 商 圏: コンビニは、200メートルから500メートル。
スーパーは、2qから5qぐらいまで。
◆ 来店手段: 徒歩で500メートルぐらい、
自転車で1qから2qぐらいまで、
バイクで2qから3qぐらい、
車で5q程度、………………………と言われています。
●ポイント
「スーパーが24時間営業することは、どの様な意味となるのか?」を考えましょう。
スーパーとコンビニは、取扱商品では、スーパーが調理食材中心であり、コンビニはお弁当など加工品に限られ、すみわけてきました。また、営業時間では、コンビニが24時間営業することですみわけが出来ていた面があります。
しかし、スーパーが24時間営業をする場合、夜間の車での来店がしやすいことを考慮すると、コンビニのお客様をスーパーが奪うことが見えてきます。そして、同じ商品の場合、コンビニよりスーパーが安い場合が多いことを加えて考えると、コンビニの役割であった「近所の雑貨屋さん」を、車で来店すると5q程度の距離まで、スーパーが果たす可能性があります。さらに、スーパーの方が売り方を工夫する方法が多数あることを考慮すると、コンビニは危機的状況に陥ります。
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