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月いちゴルファーのゴルフ理論家 Mark ゴルフ場ラウンド記 |
●太平洋クラブ御殿場コース 18ホール 7,246ヤード / パー72 OUT: 1 2 3 4 5 6 7 8 9 IN: 10 11 12 13 14 15 16 17 18 静岡県御殿場市板妻941-1 ■アクセス ・車: 東名御殿場IC御殿場市外方面出口を右折、山中湖方面に進み、ぐみ沢交差点を左折、国道246号線を沼津方面に進み、川島田交差点を右折、直進するとコースへ。 ▼ OUT 1番 (赤線=月いちゴルファー、黒線=プロ)
ティーグラウンドに立ちます。トーナメントティーで459ヤード、バックティーで444ヤードと距離のあるパー4です。左ドックレッグで打ち下ろし、フェアウエイバンカーが260ヤード近辺にあり、グリーン左手前は池、右サイドは崖が迫っています。10年ほど前のジャンボ尾崎でもバンカーをキャリーで越すのはぎりぎりでした。現在はバンカーを越えて残り100ヤード足らずに付けるプロはいます。 我々でも打ち下ろしのため300ヤードを越えて飛ばすことが出来ます。すると残りは150ヤードを切っていますので2オンは可能となります。しかし、ちょうどその辺は左下がりのライになり、グリーンに向かって打ち上げで、左は池、右はグリーン側まで崖が迫り、なかなかプレッシャーのある場面であります。ティーショットで230ヤードの平らなところにおいて狙うと、残り200ヤードを越えるショットになり、「月いちゴルファー」の私たちには確率が悪い状態になります。 ◆ところが、230ヤードに置いて、2オンを狙わず刻んでグリーン手前80ヤード近辺に打つことはかなり容易で、そこから3オンを狙うこともかなり容易となります。3オンを覚悟すれば、「月いちゴルファー」でも、ストレスとはならず楽しめるレベルになるのです。かといって、一つ間違えれば難しくなりますので、ハンディなりに楽しめるのです。 トーナメントプロの真似をして、我々「月いちゴルファー」が冒険といえる攻め方をしても、たいへん楽しめますし、3オンねらいでスコアを大事にするのも、たいへん楽しいホールであります。 |
ラウンド記・OUT 1番 ◆OUT一番ティーに立ち「エアロスパーク」ティー(通称ボヨヨン・ティー、折れないティー)をグラウンドに刺す。ティーに載せたボールはツアーステージX−01、藍ちゃんのX−01sとは違います。風は少々だが追っているように感じられました。ドライバーでたたくつもりになったのですが、バンカーに入る可能性も高く、うまく飛んでも2打目の左下がりのライになって、グリーンに向かって打ち上げとなり難しい。かといってバンカー手前に刻むと残り200ヤードを越え、グリーン左手前に池、右は手前からグリーン奥まで崖が迫り、残り距離200ヤードを越えて落としどころは狭まっており、崖に落ちたら大たたきすることは必定。 「3オンでいいや!!」と割り切るのが「月いちゴルファー」に求められる認識でしょうか!? 「バンカーでもいいから、たたいてみて、入ったら刻んでボギーで良しとしよう」。 「万が一、当たって飛んだらプロ気分になれるさ!」。 「バキッ、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ドサッ・・・?」。 「なんだ!・・・・・・・・・・林の中か!!・・・・・・」。 「だから言ったじゃないか・・・・!!!!」。 こんなゴルフを繰り返しています。 ◆ゴルフはハンディキャップ競技、だから楽しい 私が本拠地にしている太平洋クラブ御殿場コースは、長期の経営戦略に基づいてコースの改造、イベント企画を実施しています。2001年にEMCワールドカップを開催し、タイガーウッズが18番ホールで劇的なチップインを決めたことを覚えている方もいるでしょう。そして、「一度プレイしてみたいコース」のトップランクになり、現在もゴルファー注目のコースであります。 しかし、十数年前にはフェアウエイは荒れて、土がむき出しの場所さえ有りました。VISA太平洋マスターズを毎年開催しながらも、プロゴルファーからクレームが付く場面もありました。現在でもタイガーウッズが「ラフに入ると泥が付く」と評したように場所によっては問題もあるのですが、それも全体のレベルの高さを表しているものと思います。 グリーンの早さは昔からなのですが、ワングリーンへの改装に伴い、より戦略的な攻め方を要求するコースに仕上がってきています。 ◆と言いましても、実は私たち「月いちゴルファー」にとっては、それほどストレスがたまるコースではないのです。むしろ、ボギーペース、90ぐらいのスコアを目標にするのであれば3打目勝負となり、ドライバーは左右の落としどころなど余り気にせず思いっきり叩けるストレス解消のコースとなります。 つまり、2オンを狙うとたいへん難しく、ボギーを狙うのであれば、結構楽しめるのです。これは、【良いコース】の基本的条件であります。 ゴルフはハンディキャップ競技です。ハンディ相応に楽しめるコース設定がなされていなければならないのです。 ◆1番ホール1打目林の中。ボールは幸い見えるところ。 「バンカーの左横、池の手前、林の中、ライはベアグラウンド、このコースにしては幸いグリーンに向かって林は開けて、残り160ヤード、登り8ヤードぐらい、7番アイアン。ウーム・・・・・・・・!?」。 「ライが悪いから池の右に出すだけにしようか??・・・・?」 「ここで高いボールで載せれば、プロ気分!!」 「バン・・・・・・・・・・・・・・・・ボチョ!?・・・・ウッ!!!!!!」 ・ ・ ・ 「キャディーさ〜ん! ボール!!!・・・」 「は〜〜い・・・・」 『予備のボールぐらい持っていけよ! どーせへたくそなんだから!!』とキャディーさんの声がしそうであります。 「今度は4打目、右に出してね!!」。 「・・・・・・はい」。 今日は「VISA太平洋マスターズ」の前週で、練習に来た芹澤信雄プロに会いました。向こうは知らないでしょうが、何故かあちこちで偶然、芹沢プロには出会うのです。軽井沢でもあったことがありますし、でも御殿場が多いですね。彼の地元ですから。いつもにこやかに笑っていて楽しそうです。 何人かのプロのラウンドもあり、一人で来た私は組み合わせにはぐれ、キャディーマスターの御好意でキャディーさんと二人でのラウンドです。 「バックティーから打ってもいい??」。 「一人だから許可になりましたよ」。 「ヨッシャ・・・・・・」。 一打目。 「バキーン・・・・・・・・・・」。 「ナイ〜〜〜〜〜ッス・ショット!!!!・・・・」。 「キャディーさん、そんなに飛んでないよ!第一林の中だよ!!」。 「後ろの組のお客さんが、バックティーでやらせろってうるさいのよ」。 「ことわったら、『前のお客さん、よほどうまいんだろうネ!!』って・・・・」。 「少しおおげさに言って置かなくちゃ!」 「・・・・・・・・・・・・まずいな!それって。キャディーマスターの好意だし」。 「でも後ろのお客さんビジターなのよ!」。 「そりゃ当然だ!こっちはメンバーだもの!」。 「バキッ・・ファー〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・・・・・・・」。 「やべっ・・・・・・・・・・・・」。 OUT1番4打目右崖下に落ちかけたが辛くも引っかかって、5打目は奇跡的にグリーンオン。 「上からじゃつらいネ!」とボールを拭きながらキャディーさんの弁」。 ◆御殿場名物・早いグリーン 確かに1番グリーンは難しくはないのですが、このコースはどのホールでも下りは早いグリーンのため苦しくなります。私のパターはボビーグレースの古いマレット、「ファットレディー」。このコースに合わせて、はじきが悪くなるように、違反と知りながらフェイスに一枚塩化ビニールが張ってあるのです。 私のパターのストロークは、ショットのイメージ。ショルダーストロークのように「ストレート・ツー・ストレート」ではなくワイパー軌道です。手を使いがちで、グリップを極端に重い物に替え、ヘッドにも鉛を張ってバランスを取り、全備重量を極端に重くしてパチンとヒットしないようにしてあります。 今度、藍ちゃんのツアステViQパターを狙っています。ラバーが振動を押さえソフトタッチとなりパチンと打たなくなるからです。ボールもX−01sにしようか!? なんだかんだと藍ちゃんファンなのか?? ◆「ス〜〜〜〜〜〜〜・・・・・・・・コロン!!」 「ダボで良かったネ!・・・」。 「・・・・・・・はい!」。 つぎにいこう!!! |
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▼ OUT 2番 (赤線=月いちゴルファー、黒線=プロ)
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ラウンド記・OUT 2番 ◆OUT2番、真っ直ぐで平らな427ヤードのホール。260ヤード地点に池。 「キャディ−さん、池までいくつ?」 「今日のティーだと・・・250〜260打つと入るネ」 「・・・それジャー・ドライバーはダメだね。当たると入るよ!?」 「???・・・・・じゃ・何番で打つ?」 「・・・5番ウッド!!」 「?????・・・・・・・・・!?」 「バキッ・・・・・・・・・・・・・・・・」 「ウ・・・・ン。左のラフだね! 池には入ってないよ!・・・?」 「?・・・・・・・ずいぶん残ったネ・」 左ラフ、200ヤードしか飛ばずに、残り230ヤード。 キャディーさんの顔が「最初っから池になんかはいりゃしないヨ!」て言ってます。 プロは3Wで池の右手前、ぎりぎりに打ってきます。残り200ヤードを5番アイアンってところでしょうか! 「月いちゴルファー」の私としては、2打目ラフから8番アイアンで残り80ヤード近辺に打つのがベストでありましょう。 「残り230・・何で打つ?」 「・・・・・・7W!!」 「??????・・・・・・?ウッ」 「バサッ・・・・・・・・・・・ドサッ」 「バンカーだけど、いい当たりで残念だネ・・」 「いちいち、うるさいんだよ!!!」とは、声を殺して飲み込んでいました。 太平洋クラブ御殿場コースのバンカーは、ふかふかしています。陶器を細かく砕いて砂にしたと聞いています。乾いている時には深く入りすぎますので、バンカー用のSWを別に用意しています。「月いちゴルファー」としては寄せるよりも、まずは脱出を考え、バンスは14°ロフト56°(クリーブランドREG.588)、重量はアイアンからの流れより重くしています。私のアイアンはツアーステージTS-202 NS PRO950GH(現在発売されているラインナップではX−BLADE CBが良いでしょう)ですので、バンカー用SWにはダイナミックゴールドを使っています。 これだと、かなり適当に打ってもとりあえず脱出できるのです。砂がしめっている時や、どうしても止めたい時は、バンス6°のアプローチ用のSW(ツアーステージTW-02 NS PRO950GH)を使います。ロフト57°を60°ぐらいに開いていつも使います。決して80ヤード以上を打ちません。ロフトを立てるとバンスがきかず「月いちゴルファー」の腕前では刺さってしまうのです。60°ロブウエッジでロブを打つよりバンスがきき、60°のフルショット60ヤードより距離を出しやすくなります。 「ドス・・・・・・!!?」 「ナイッ・・ス・・・アウト!!!!!!」 「ア・・・・・寄っていく・・!?」 「うまかったね・・・・! OKだヨ!」 「ウルセッ・・・・・! OKかどうかはオレが決めんっだヨ!」とは言いませんでした。 「ナイスッ・・・パー!!!」 「ア〜〜よかった。これでボギーペースだヨ」。 「でもこのホールはやさしいからネ」 「ウゼッ・・・・・・・!!!!!!!!!!」 次いこう!? |
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▼ OUT 3番 (赤線=月いちゴルファー、黒線=プロ)
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ラウンド記・OUT 3番 ◆OUT3番、初めてのロングホールです。 ブルーティー(Back)から517ヤード真っ直ぐなホールですが、ティーショットの落ちどころは広く感じられます。 「ロングホール、思いっきりいこうネ」。 「ここは3オンでしょ」。 「そうだね〜〜。ちょっと2オンはバンカーがあるしネ」 「了解。・・・・・バサッ・・・・・・・ありゃっ・・・・・・」。 「あそこは広くなっているから大丈夫だよ」。 少々こすって右に吹けて距離が出ず、せり出した林の前に落ちた。 「いつもあそこに行っちゃうんだよ」。 「2打目なんで打つ?・・200ちょいしか飛んでないから残りは300ヤード以上あるよ!」 「・・・7W」。 私は、フェアウエイから7W以上では打ちません。5Wさえも使いません。 よっぽど2オン可能である時は3Wも使いますが、滅多にありません。それは確率がずっと良くなるからです。 しかし「月いちゴルファー」でも5Wは使っても良いと思います。 私では、7Wと5Wの飛距離の差が200ヤード先の10〜20ヤードですので、そのショット成功の確率から考えてほとんど無意味であります。ましてやグリーンに直接落としても止まらないことが多くなりますので、7Wに決めているのです。 9Wについては「月いちゴルファー」については、どんどん使うべきでありますが、180〜200ヤードぐらいになると、私でもアイアンの方がウッドより方向性が良くなってきます。 4番アイアンかアイアン型ユーティリティーを使っても良いかも知れません。キャロウエイもヘブンウッドを発売していますし、使い分けることも考えてみてください。 ◆「ヤッ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 「左ラフだネ!!・・・大丈夫打てるヨ」 ティーショットを右に出すと、2打目はグリーン向かって右に花道があるのですが、右手前には林がせり出し、バンカーもあってそれに入ると距離のあるバンカーショットをしなければならず、「月いちゴルファー」にはきついところです。 そこで花道を使うことなど考えずにバンカー越え、第3打を覚悟して左目に出します。距離も80〜100ヤード残しを意識します。しかし、左行き過ぎラフは厳しいものがあります。 状況は、第3打残り120ヤード、ラフに沈んでいます。ラフの抵抗とフライヤーが掛かってちょうどいいくらい、思いっきり打ちます。グリーンに止まらなくても「乗れば御の字」と思えれば成功か? 「結構・・・・・難しいネ!」 「・・・解ってるっテ!」 「バサッ・・ドスッ・・・・・・・・!!!」 「クラブはいいの??・・・・」 「・・・・・・・・・・・ウン!」 ダフッてバンカー手前、ピンから40ヤード近辺。第4打ロブショット以外寄る可能性はない。 「ウ〜〜〜ン!・・・・・・・・・」。 「月いちゴルファー」にとっては、一か八かのロブショットになります。何もかもティーショットで右に吹けたのが悪い。どんどん追いつめられていきます。 「お客さん帽子取ってみて」。 「何だよ!」。 「若く見えたけど、お客さん結構いい年だネ!」。 「いいんだよ!!・・・こんなときに!・・」。 「だってさ〜〜・・・・・・・・・」。 「じゃーいくつに見えるんだい!・・・」。 「・・・そうだネ〜〜〜・・・・40そこそこかネ!!・・・」。 「ウッ・・・・・・・・・??????」。 第4打、ロフト角57°バンス角6°、幅広バンスをきかせるべく開き気味にして40ヤードの距離感に挑戦。「月いちゴルファー」にとっては全くの感に寄るところ。なにせー練習したこともないのですから、距離感などあるわけがない。ほとんど動物的、ボール手投げの感触を呼び覚ましショット。このときSWでフェイスを開いてショットすると、開いたまましゃくり上げるようになってしまいがちです。 そこでイメージしたスイングプレーンにヘッドを乗せるには、『おまじない』がああるのです。これが良くききます。 どうしても『おまじない』を聞きたい人はgfan@logicalgear.co.jp 『Mark』まで。 「・・・・・・・・・・うま〜〜い!! なんで〜〜〜!?」。 「へっ・・へっ・・へっ!! おまじない!・おまじない!・・・と!」。 「ネ〜エ・・・・・帽子取ってヨ・・・・」。 「アッ・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!!」。 1メートルほどのパットをはずして、結局の所ボギー。 「ネ〜エ・・・・・帽子取ってヨ・・・・」。 「ムッ・・・・・・・・・・・・・・ウゼッ!」。 「つぎ・・・行くぜっ!!」 |
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▼ OUT 4番 (赤線=月いちゴルファー、黒線=プロ)
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ラウンド記・OUT 4番 ●美しいホールである。180ヤードのパー3。 「今日は185。打ち下ろしを引いて170ちょい・・かな。」 「さっき3番グリーンで見てきたと思うけど、右からかなり吹き抜けているからネ。」 このホールは設計者の加藤俊輔氏の意図で、グリーン右横の林が抜いてあって、右から風が吹き抜けるように出来ています。池がグリーンを手前から左奥まで囲んでいて、左に流されると池にはいることになります。さらにグリーン左奥は下っています。 「さていくつ打てばいいかネ! 170手前でいいネ」 「そーだねー・・・・右からの風が強いよ!・・ティーグラウンドよりグリーン上の方がかなり強そうだネ」 「7番ぐらいで打って右から風に乗せてちょうどいいかもしれない・・・・・。」 「パ〜ン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ジャボッ・・・。」 「ア〜〜・・・はまっちゃった。力はいったネ!」 「・・・・・うん。フルショットしちゃったから、かぶっちゃって・・・・。」 「も一球・・・打つ??」 「ア・・・・ここからでいいんだろ?」 「エー、もちろん。」 「パ〜ン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ドスッ。」 「ナイスオン!!! ・・・・・・・・・もったいなかったネ!」 「いいんだよ・・・・・慰めてくれなくって・・・。」 グリーンに立つと風がよく分かるホールです。くれぐれも3番ホールで前もって確認しておくこと。 「今日はピンを行き過ぎると早いヨ!」 「・・・・・・・・・まようなー・・・・。」 「アッ・・・・・打ちすぎだヨ!!・・・・。」 「・・・・・・・こんどはたりない!!」 「結局、トリプル・・・。」 「やさしいホールだけど、油断するとネ・・・・。」 「いいって・・・慰めてくれなくって・・・ほら帽子取ってあげるよ!・・・いい年だろ。」 「・・・・ほんとだア〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・・意外だネ・・・。」 「そんなに喜ぶなって!!! ・・・こっちは落ち込んでいるんだから!!」 「自分こそいい年だろ」って言いませんでした。 つぎいこう!! |
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▼ OUT 5番 (赤線=月いちゴルファー、黒線=プロ)
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ラウンド記・OUT 5番 ◆4番ホールを終わって橋を渡り、茶屋を過ぎ、「三井住友VISAカード」の広告に使われた6番ホールのグリーンを右に見て、5番ホール、ティーグラウンドに立つと左、正面に富士山を配した美しい景色が望めます。全ホールで真っ正面に富士山全景は見えないように設計してあると聞きます。晴れた日に雪を中腹までかぶったフジの姿は絶景で、外国招待選手が感嘆の声をあげるホールであります。 真っ直ぐ392ヤードでありますが、250ヤード近辺から上り坂がきつくなるグリーンまで富士に向かってなだらかに上るホールです。 ◆「ヤッ・・・・・・・・・・・・・・まずまず!」。 「そんなことないヨ・・・上っているから飛んでるように見えないけれど、結構いってるヨ!!」。 「よっしゃっ!!」。 「残りは??・・・・・・登り入れて150だネ!・・・しっかり打ってネ」。 2打目、左上がりの傾斜で引っかかりやすいのですが、このようなライの時は「傾斜に沿って立て。」とプロは言います。しかし、垂直に立ってフォローがとれなくても良いと考えると、手前にダフル可能性も低くなり、左に身体が流れることのないので、我々素人には垂直に立った方がよいと私は考えています。左下がりの時は別ですが・・・!。 8番アイアンで垂直に立ち、フルショットしても左に流れることもないのでしっかり打てます。グリーン左はあいていますので多少のことは大丈夫。恐れると右に押し出すので思いっきりいきます。 「パ〜〜〜〜〜〜ン・・・・・・・・・・・・・・・乗った?・・・」。 「ウン、ナイスオン・・・・・・止まってりゃネ」。 「ウヌッ!!・・・・・ム!」。 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」。 ・ ・ 「ほら、乗ってるヨ!!!!!!!」。 「そーだネ、ナイスオン・・・・よく止まってる!!」。 女性用のボール、プリセプト・レディーを使っているので、スピンは掛からずバックスピンで戻ることはないのですが、このコースのグリーンは柔らかく良く止まります。それがトーナメントで良いスコアが出る理由になっています。プロにとっては何よりゴルフをやさしくするからでしょう。 グリーン上、ホール手前5〜6メートルにボールはあり絶好のバーディーチャンス。 「このボール、バイアグラ・ボールって言われていたんだヨ!」。 「エッ・・・・・あの『バイアグラ!??』・・・・・・・・・??」。 「そー、あの『バイアグラ!』」。 「????・・・・・・・・だって!やだ!・・・・・!!」。 「なに、想像してんだよ!・・・・勘違いすんなヨ!」。 「だって!これでバイアグラの替わりでしょ!?・・・・・・・???」。 「違うって!!・・・」。 「だって!これ女性用のボールじゃない!!」。 「・・・・・だから、このボールをアメリカのシニアツアーのプロが使って、若い時の飛距離を取り戻したんで・・・・・・・そう・・呼ばれたんだヨ!!」。 「・・・・・・・・???・・・・・あっそ・・・な〜んだ!・・・そうなのか!」。 「なに、顔を赤くしてんだヨ!・・・」・ 「・・・だ〜〜て、わたし・・・・てっきり・・・・・・・・」。 「もういいって!!・・」。 女性用のボールは、ヘッドスピードの早い人が打つと、つぶれすぎて元に戻らず初速が落ちてしまうのですが、近年の技術の進歩で柔らかいボールでも、かなり初速が落ちなくなってきており、逆スピンが掛からず適正なスピン量になって飛ぶのです。 最近のソフトなボールはこの技術により飛距離を伸ばしています。ヘッドスピードで42〜48m/secの人は試してみてください。スーパーニューイング、エブリオなどです。40m/sec以下の人はドロップして飛ばなくなることがあります。ドライバーのロフトとの関係もありますので詳しくは「ボールの選び方」を見てください。 ・ ・ 「ちゃんと読ませてネ」。 「バーディーチャンスだもんネ・・・・・・・・・帽子取ってよんだら!・・・」。 「気が散ること言うなよ!!」。 「右カップ1つネ・・・・・・・・・・・・・・・早いけど・・富士山・あっちだからネ・・」。 「コンッ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・し〜〜〜〜〜〜ん」。 「あ〜〜〜〜〜〜〜あ!・・・短い!」。 「でも、ナイスパー!!・・少し気分が直ったでしょ!・・・・でも富士山に向かって逆目だからネ」。 「・・・・・打つ前に言ってヨ!」。 「だって、気が散るって、さっきは・・・・・・・・・・それに常識じゃん!」。 「ウム・・・・・!!」。 素人はボギーペースがパー。一つ取り返せたからよしとしよう。 つぎいこう!! |
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▼ OUT 6番 (赤線=月いちゴルファー、黒線=プロ)
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ラウンド記・OUT 6番 ◆バックティー(ブルー)で528ヤードと、月いちゴルファー』にはほとんど2オンのチャンスはなし。グリーン右手前には池があって、250ヤードをキャリーして止まるボールを打とうなどと考えないようにしています。ティーショットは右にバンカーがある関係からも左を狙うのがセオリーでしょうが、3オンを前提に考えるのなら、右バンカー手前の方が2打目が打ちやすくなります。 ◆1打目ティーショットは、ドライバーで豪快に行きましょう。2打目以降は案外、結果を見てからで良いホールです。狙うだけ狙って打っても「行き先はボールに聞いてくれ」ですから。 「フェアウエイ左狙いネ!」 「ヨッシャ!・・・パ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!」 「いい音したネ」 「少〜〜〜し、左にドローしたネ!・・」なんて、かっこつけました。“たま”のナイスショットですから。 ボールは左ラフに少し入ったところ、かなり飛んでます。残り260。 ボールは浮いています。フェアウエイよりラフの方が良い場合があります。日常のゴルフ場のセッティングは、トーナメントよりも、かなりやさしくセットされており、ラフの刈り高も3センチなどとフェアウエイと見間違うほどのコースもあります。またメンテナンスが良くラフの芝の状態も良い場合には、ティーアップしたようになっている場合もあります。 ◆今日はラフの刈り高は不明ですが、このコースはもっと長いようです。しかし、秋で標高600メートルほどですので、運が良ければちょうど良い状態となります。このコースは冬になると、夜に凍り付いた地面が昼間溶けてぬかるんでしまい、「ラフにはいると土が付く」とタイガーウッズに評されてしまいまったように、乾ききらない状態となります。 でも、今日は浮いています!! 「2オン狙っちゃおうか?・・・・・・・な!!」 「とどくわけないだろ!!! あたりゃしないんだから!!」とはキャディーさんの本音でありましょうか? でも、キャディーさんは「ハイ!男の子!・・・・でしょっ!」とスプーンを持ってきてくれました。すご〜〜く、ことわりにくくて・・・。 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・・・・」 「バシャッ!・・・・・・・・・・・・・ゴンッ!!!・・・・・ウン!??」 「・・・・・・・・・だから!・・・・・・・言ったじゃないか!」と自分に言ってみても、後の祭り! ◆グリーン手前100ヤード近辺、フェアウエイ真ん中に1本木が生えているのです。細い木なのですが狙い所にあり、3オン狙いでもジャマなのです。狙っても当たるはずのない木ですが、いつもとてもジャマです。 フェアウエイの中央に木を置き、空中でも障害になる設計は、日本の設計家に多いと聞きます。本来、ゴルフのハザードは地面にあるべきで、「空中戦」は邪道と言う意見を聞きます。でも日本では、木が美しい景観を作ることも好まれ、こういう設計は多くのコースに見られます。 たしかに「空中戦」は、ボールの高さやスピン量をコントロールできないと克服できないことですので、技術的に高いレベルを要求されます。『月いちゴルファー』は避けるに越したことはないのですが、避けるにも高さと場所を同時にイメージしなければならず、通常のコース戦略では2次元で考えていたものが、突然3次元でイメージしなければならず、『月いちゴルファー』にはきついものがあります。 ◆「よりによって・・・・・・・木の真後ろだねーー!」 「そんなに感心するなヨ!・・狙ったって出来るわけじゃなし!」 「・・・・・・・・・・・・・・・・」 「ボコッ・・・!」 「出た!出た!出た!・・・!!」 「そんなに喜ぶなって!・・・出ただけじゃないか!」 「でも右に出しちゃたヨ!・・池が有るじゃないか!」 「いいんだって!・・見てろよ!」 さて、SWを思いっきり開いて止めてやると考えたのですが、やはりここは左に出して池をさけ、ころがしてもグリーンに乗るようにすべきであります。この辺が常軌を逸しているのです。取り戻してやろうと思うのですが「かっこよさ」まで、やり直したいと無意識に考えているのです。 池越えのロブショット、決まれば「かっこい〜〜〜〜〜!」です。 「スー・・サクッ・・・・・・・アッ!」 「ナイスオン・・・・」 「飛びすぎだ!・・・・」 ・ ・ 「・・・結局、怖いんだよネ!!・・・・・」 「ムッ!!!・・・・・・・・・・・・・・・ウッ」 結局、4オンの2パットのボギー。 次いこう!! |
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▼ OUT 7番 (赤線=月いちゴルファー、黒線=プロ)
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ラウンド記・OUT 7番 ◆6番ホールを終わってグリーン奥を下ると、5番ホールスタートの所の茶屋に戻ってきます。5番ホールか7番ホールかどちらか時間がある時に、富士山を眺めながら休憩したい所です。 バックティー(ブルーティー)から155ヤード、難しい距離ではありませんし、ハンディキャップは17番となっていますのでやさしいのでしょう。 しかし…このホールはなかなかうまくいきません。この御殿場コースは1グリーン化が出来ていますが、ショートホールだけ2グリーンとなっています。メンテナンスのためでしょうか? トーナメントではBグリーンを使用していたと思うのですが、今日はAグリーンです。 どちらのグリーンでもグリーン奥に行くことは避けなければなりません。Aグリーンは2段グリーンで、奥にカップが切ってある時は難しくなります。それより何よりティーグラウンドに立った時、グリーン面が見えないことが気持ちを定めにくくしています。 ◆2段グリーンで周囲をバンカーにガードされてグリーン面が見えないと、何処を狙って良いのやら視覚的には良く分からないのです。 「風は左からかな?・・」 「そーだね〜〜・・・回ってるね。上空は結構吹いてるヨ!」 今日のピンは下の段、左手前。ティーグラウンドからはバンカーに被って見えます。グリーン面が見えないので7番で大きめに打ちたくなるのですが、奥に行くと面倒です。8番では手前バンカーが目に入って力が入ってしまいそうです。 「ぱ〜〜ん・・・・・・・どうだっ!!・・」 「あ〜〜〜ドローしてる!!・・・・・・ボスッ!」 「・・・・・・・・・・・距離はちょうどだったネ!」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・め・・だ・・ま・・・!」 グリーン左バンカー直接、目玉。 「SW56°でいいの?・・・」 「?・・・・・・????・・ここは・・57°!」 バンカーからは5m程度にカップがあり、ボールは砂に半分潜り込んだ状態ですので、バンス6°(ツアーステージSW−02 ロフト57°)で砂の下を通すイメージにします。 半目玉なので上からロフトと立てて打ち込めと教わってきたのですが、バンスが少ないSWならばフェースを開いてダルマ落としの要領で手前から砂の中を薄く通すと、意外にボールをあげやすいことに気づきました。ピンも近いことですしロブショットの要領でボールから少々離れて思いっきり振ります。 「ヤッ!!・・・・」と振り上げたら、ここで例のおまじないです。 「ドスッ!!・・・・・・・アッ!・・・」 「でかい!・・・止まれっ!!・・」 「あ〜〜良かった!・・まずまずだ!」 「ワンピンだネ!」 ・ 「ス〜〜〜〜・・・・・・・・・・・シ〜〜〜〜ン・・・・・」 ・ 「惜しかったネ!・・パーとれたと思ったけどネ・・」 「いいさ!・・・チョロって手前のクリークで無かっただけ、ましサ!!・・・・」 「そーだね〜〜〜!・・意外にあんな手前のクリークに入る人多いんだヨ!・・・」 「クッ!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!」 つぎいこう!! |
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▼ OUT 8番 (赤線=月いちゴルファー、黒線=プロ)
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ラウンド記・OUT 8番 ◆8番ホールは少々打ち下ろし、左ドックレッグ400ヤードほどのホールです。 ここは2打目が問題で、ティーショットを左に出すと、そこそこの飛距離が出た時は2オンは難しくなってしまいます。右サイド250ヤードは飛距離がほしいところです。さもないと左からせり出した背の高〜〜〜〜い林に阻まれてグリーンが見えません。 ◆「右サイドね!・・」 「風は?・・・・少し上げてるのかな?・・・」 「そうだね・・・右側なら何とかなるよ!」 ティーショット距離がほしいが、力むと左。左を嫌うとプッシュスライス。と『月いちゴルファー』には、結構難しいんです。でもそれを知ってか設計者はちゃ〜〜〜んと右サイド林をかなり下げて、右に押し出してもグリーンまで距離が残るが打てるようになっています。 しかし、スポーツの難しいところは、物理的にどうするべきなのか明確であっても、身体がその通り動かない。それは、人間が動く時、自分に指令をするのは、個々の手順をコンピュータプログラムよろしく手順を追って一つ一つ指示するのではなく、イメージで指示して動いているところに問題があります。イメージがわかない、イメージが違っている、どうも気になることがある、などとなると身体がバラバラになってしまうのです。 ●左はイヤだし、距離はほしいで・・・・・! 「パ〜〜〜〜〜〜ン・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」 「大丈夫だヨ・・・右は広いから!」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヤッパ・・・ナッ〜〜」 「残り190ヤード以上あるかな・・・・どうする・・・狙う?」 「ボールは浮いているし・・・・・・・やっちゃおうか!・・・」 「今日は下の段に切ってあるよ」 グリーンは段差があり油断は禁物のホールです。 「バサッ・・・・・・・・・・・・」 「ナイッスオ〜〜〜〜〜ン・・・・やる時はやるってわけ?5番だよね?・・」 「チェッ・・・フライヤーが出るんだよ!・・・ちゃ〜〜〜んと計算できただろ!!!!」 「うん・・・・でもネ!」 「なんだヨ・・・・?・・・気味悪い薄笑い浮かべて・・」 「そんなことないヨ・・・・元々の顔だから・・へへ・・・」 ・ ・ ●話はそれますが、皆さんはゴルフではヤード単位を使っています。30年ぐらい前、一時メートルで言わなければならないと国から指示されたことがありました。日本には尺・貫などの長さの単位が古くからありました。家はこの単位で造られてきており、土地も坪で現されてきました。メートル統一で、それを無理矢理換算して表現したもんだから一時は混乱しました。 「100ヤード×0.9で90ヤード」ならまだいいのですが、グリーンまでの残り距離表示もメートルで「150メートル×1.1で・・・」なんて換算しながらラウンドしていたんです。今の世の中でこんなことをしたら「暴動になるかな?????」。 しかし、間もなくゴルフはヤード表示に戻りました。でも住宅、土地は相変わらず換算しなければならず、「1坪は約3.3平米で・・・」「坪当たり500万円・・・平米当たり100万円は1坪当たり・・・」なんてやっています。 でも、ゴルフもグリーン乗ると急にメートル表示になります。・・・・・・・・・・・・???!!? 話はもどって… ●グリーンの上から、6m下りパットです。 「ス〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・・・・・・・・・シ〜〜〜〜〜〜ン」 「全然違う・・・・・・」 「ス〜〜〜〜・・・・シ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン」 「ア〜〜アッ・・やっちゃった! ニコッ・・・!」 「ニヤけんなっ!・・・」とは言いませんでした。元々の顔だそうですから。 「ナイスボギー!!!」 つぎいこう!! |
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▼ OUT 9番 (赤線=月いちゴルファー、黒線=プロ)
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ラウンド記・OUT 8番 ◆OUT9番ホール、410ヤードほど、上りで距離があります。 手前に大きな池が深くくぼんであり、その先上りになっているので、ティーショットは力みやすくなってしまいます。 我々の飛距離では230ヤード、ティーショットの落ちどころは広くなっており、その先のバンカーがナイスショットをした時には問題です。 2打目は距離が残り、しかも打ち上げ。わずかに砲台グリーンで、手前にはバンカー。グリーン面は見えない。 『月いちゴルファー』は3オンを最初から狙うことが利口なホールです。 ◆太平洋御殿場コースは難しいと言われるのですが、『月いちゴルファー』にとってはティーショットは思いっきり打って、その結果次第で2オン3オンを選択することが出来ます。ボギーペースを目指すなら、それなりにプレーできるのです。それが、ゴルフ場本来の機能であります。ハンディーに応じて、それなりのな難易度になるのが、良いコースです。 すると、プロはアンダーパーを目指しながら、この程度しか難しくないのですネ!!!! ◆「右バンカー左ネ・・」 「あんなに飛ばないよ!!」 「でも、一応言わなくっちゃ!」 「ムッ・・・・・・・・・・・・!!」 「パン〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!!」 「ワ〜〜〜〜〜ッ・・・・・ナイッスショット!!!!・・スッゴ・・〜〜〜イ!本日一番!!」 「・・・・・・・・・・・・・・」 「な〜〜んだ!バンカー横までいったじゃない!・・」 「・・・・・・・・・・・たまに、こうゆうこともあるってこと!・・でしょ!!」 「へっへっ・・・・・・・ニタッ!!」 「なんだよ、また気味悪いなっ!!・・・・」 ・ 「いい当たりの割に残るね!上りだから苦しいね!・・残り170ぐらいかな??・」 「・・・180打っちゃっていいんじゃない??・・・上り入れて?・・キャディーさん、どおかな?」 「どーかな〜〜!???・・・ピンは手前だよ!・・」 ◆左足上がりのライ、『月いちゴルファー』には、左半身が止まるので、かえって打ちやすいんです。でもその時、斜面に沿って立たないようにします。 プロから教わったのは、「緩やかな斜面では斜面なりに立て」、つまり「斜面に直角に立て」と教わってきました。でも、左足上がりの場合は、重力に対して垂直に立って斜面にぶつけるように打つと、ティーアップしているのと同じようにダフルこともなく、身体が左に流れることもなく打ちやすいのです。むろんフォローを取りにくいので、打って終わりにすることが前提です。 「ぱ〜〜〜〜〜ん・・・・のった???」 「やっぱり出ちゃったね・・・グリーン左奥のラフだヨ!・・・・ニタッ」 「・・・なんだよ!!・・・また、気味悪いな!」 ・ ・ ボールはグリーン左奥ラフまでいってしまいました。2打目、左に引っかけると飛びすぎるのです。バンカーが目に入り、グリーン面が見えないため、どうしても大きめの距離感になってしまい、力みます。さらに左足上がりのため、よくこんな結果になります。 ◆左奥のラフがやけに深くなっていて、下りのきついアプローチは『月いちゴルファー』には、かなり厳しい状況です。 「これでロフトを立てて打ってね!」 「・・・・・・・・?????!!珍しく、明快に指示するネ!??・・・」 「・・・うん!!・・・ここはネ!!」 「????????????????????????」 ボールは沈んでいるわけではないのですが、長いラフが絡むことは必死!しかも逆目です!! 「こんな下りでロフトを立てて強く打ったらグリーンから出ちゃうよ!!」 「う〜〜〜ん・・・・・・・・」 私はロブショットのようにフェイスを開いて、下りを考慮し、チップショットのように小さく強くスイングすることにしました。 「ザバッ・・・・・・・・・・・・・!」 「し〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん」 ボールはグリーン手前、未だラフの中。キャディーさんの言っている意味が分かりました。ピンに寄せようと思わず、ともかくだすことでした!グリーンをオーバーするくらいで良いのでした。 ◆結局、ダボ!!!! とてもすてきな設計、設定です。名門コースです。 ティーショットが良かったくらいでいい気になって、『月いちゴルファー』が攻め込めるほど甘くはありませんでした。 「・・・・・・・・・・何にも言ってないヨ!・・・ニコッ」 「・・・・・言ってるじゃないか!!・・・・・」 でも元々の顔だそうです。 昼飯、食べに行こ〜〜〜〜〜〜〜〜っと!!! |
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