■ 藍ちゃんがツアーステージVIQにツアーAD W-60を付けて大活躍したことから、リシャフトが注目されると同時に、メーカー別注でシャフトを選べるようになってきました。 これを利用しない手はありません。リシャフトよりかなりお得であります。標準装着のシャフトも含めて自分にあったシャフトを探しましょう。 ◆(1) まず総重量を決めよう。 クラブがスイングに及ぼす影響について、プロは敏感です。 『月いちゴルファー』は、スイングとクラブの関係を意識できていないことから、さらに注意を払うべきであります。 まず、総重量をあわせます。ドライバーで300gを基準に、男性の標準的体力の人は320g程度の範囲に適正な総重量があるはずです。ヘッドスピードでは40〜42m/sぐらいです。 軽すぎると手打ちになり、スイング全体を壊すことにもなりかねません。重すぎるとヘッドスピードが落ちてくるはずです。重量を合わせるとき、『月いちゴルファー』は1ラウンド終了まで振り続けることが出来る重さかどうか、体力と相談しておくことも忘れないでください。 クラブ総重量については『クラブ選びの基礎知識』をご覧ください。 ◆(2) 重心距離を合わせよう。 ヘッドの重心位置とシャフト軸線との距離である重心距離を、アイアン、ドライバー共に合わせておくことが重要です。 重心距離が長い(35m以上)とボールの捕まりが悪くなります。アベレージ向けやさしいクラブでは多く見られます。その場合、先調子のシャフトで捕まりを補う方法が見られます。人気のツアーAD W-60、スピーダー661などは先調子です。 アイアンよりドライバーの重心距離が長い場合などリシャフトで対応する考え方も見られます。しかし、スイングとの関係がありますので、試打してみるのがベストです。 ◆しかし、試打しようにもメーカー直営店でしか試打クラブがありませんので、思うようにいきません。 でも最近は、別注シャフトの人気も高く、中古店やネットオークションでの再販も手軽に出来るようになってきています。練習場での試打は、ボールの違いがあって当てに出来ない点もありますので、コースで試して、もしどうしても合わない場合は、ネットオークションで販売することを研究してください。 ■それでは、メーカー純正チューン別注シャフトドライバーを探してみよう! ■ ヘッドスピード43m/s以上の人へ… ● スピーダー661(フジクラ) ● ツアーAD W-60(グラファイトデザイン) ● ブルーG 6.5(グラファイトデザイン) ■ ヘッドスピード40m/s程度の人へ… ● スピーダー553(フジクラ) ● ブルーG 5.5(グラファイトデザイン) |