● ◆グリーンにボールが落ちてワンバウンドで落ちた場所に戻ってくる。 バックスピンのかかったボールは、『月いちゴルファー』のあこがれであります。 しかし、なぜバックスピンが必要なのか? 考えてみよう。 例えば今、仮にグリーンの奥行きが40ヤードあるとします。あなたの打ったボールがグリーン中央に落ちて 20ヤード以上転がると、奥に行ってしまいグリーンからこぼれてしまいます。 これを、ボールが落ちてその場に止まる場合と比較すると、 転がる場合は、奥行きが半分(40ヤードあるところが実際は20ヤードしか使えない)となってしまい、 大変不利とっていることがわかります。 ◆だから、アイアンショットで落ちて直ぐ止まるボールは、大変重要な武器なのです。 でも、『月いちゴルファー』の私たちでも100ヤードの距離なら十分可能です。 筆者でも150ヤード8番アイアンぐらいまでなら、グリーンの状態にもよりますが可能です。 ◆ 長い間、バックスピンは『月いちゴルファー』には「かなわぬ夢」でありました。 それはボールがプロ用とは違っていたからです。ボールにはディスタンス系とスピン系がありますが、 『月いちゴルファー』はドライバーの飛距離を考えるとスピン系のボールが使えなかったのです。 現在、ドライバーではスピン量が少なく、ウェッジなどではスピンのかかるボールが開発され、誰でも充分なスピン量を得られるようになりました。これを使わない手はありません。 さらに、ウェッジではスピンのかかりやすい角溝のものが多く発売されています。そしてドライバーでは、 スピンがかかりにくいものが主流となっています。 これらを生かし、スピンのかかりやすいボールと、スピンを減らすことの出来るドライバーを使うことで、 飛距離を伸ばし、グリーンに止めるゴルフが『月いちゴルファー』にも出来るようになってきたのです。 ◆ドライバーのヘッドスピード40m/sぐらい以上あれば試してみる価値があります。 ピンまでの距離をデッドに狙えるようになります。そうすると、戦略性の高いコースでもスコアがまとまることに なるでしょう。 例えば、太平洋クラブ御殿場コースでは、1ラウンド90ぐらいのスコアの人で、5打は違ってくる可能性があります。 |
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